トーンド・ボディをつくるワークアウトその3〜ヒップアップ編〜
そんな私の考えを変えたのは、10年前のアメリカ生活でした。アメリカに住んでいる時に、「何で外国人はジーパン、パンツスタイルでもあんなにキレイにかっこよく着こなせるのか」という疑問があり、よくお尻を観察していました。
そこで分かったのは、女性も男性も共通して「おしりがちゃんとある!おしりの向きが上がっている!」いわゆる“ぷりけつ”ということ。欧米人とアジア人の骨格上、多少の違いはあり、根本的な問題が関係していないとは言い切れないのですが、しっかりとお尻まわりにフォーカスさせて鍛えてトレーニングすると、私たちアジア人の骨格でもかっこよくて、上を向いて上がったおしりは作れるということもわかりました。欧米人でも意識が高い女性は、特にお尻のトレーニングに力を入れています
ただ、お尻のトレーニングをすると言っても、お尻の筋肉を使ったトレーニングをすれば理想的なお尻の形が作れるわけではありません。ヒップアップしつつ、まあるい形のお尻を作るためには、腿の後ろ(ハムストリングス)や、お尻の筋肉(臀筋群)の中でも重要視していきたい中臀筋を、しっかり使って鍛えていく必要があります。
中臀筋を鍛えることで、お尻の位置が上に引き上げられ、横から見ても丸みのあるお尻が作れます。また、お尻や下半身の大きな筋肉を鍛えると、キュッと引き締まったお尻ができて脚長になるだけでなく、代謝がアップして脂肪燃焼効果が高まります。ヒップアップを期待してスクワットをされている方は多いと思いますが、ラグリーフィットネスでのスクワットは、お尻(中臀筋)と内腿(内転筋群)を意識しながら鍛えていきます。
今、このコラムを読んでくださっているみなさんには、ラグリーフィットネスで理想なお尻を作れるよう、正しいトレーニングの仕方をご紹介したいと思います。
ただお尻の周りを漠然と使いながら回数多くトレーニングするよりは、しっかりと意識して「いま、この筋肉を使っているな」と感じながら、正しい姿勢をキープしてトレーニングしてみてください。回数を増やしたり、負荷をかけていったりするのはそれが出来るようになってからで十分です。
エクササイズ1「エレベーター・ランジ」
ランナーがスタートを切って走り出すような姿勢で。
エクササイズ2「ランナーズ・ランジ」
エクササイズ3「シングルレッグ・スクワット」
バンドがあればバンドを使っていきましょう。
エクササイズ4「ドンキー・キック」
エクササイズ5「ハムストリングカール」
いかがでしたでしょうか。このコラムでご紹介したエクササイズは、Lagree for Hips(ヒップ)のレッスンで体験することができます。一緒に理想のお尻の形を作りたいという方のご参加、お待ちしています。