筋トレと柔軟性は両立できる! 正しいアプローチで柔軟性を向上

筋トレを行うと柔軟性がなくなるという誤解があります。しかし、実際には正しい方法で筋トレを行えば柔軟性を維持し、さらには向上させることも可能です。このコラムでは、筋トレが柔軟性に与える影響やその必要性について詳しく解説するとともに、柔軟性を向上させる具体的な方法や、筋トレとストレッチを組み合わせるメリットについてもお伝えします。

目次

筋トレに柔軟性は必要なのか?

柔軟性は筋トレを安全かつ効果的に行うために欠かせない要素です。柔軟性が不足していると、以下のようなリスクが生じます。

 

・可動域が制限される
・怪我のリスクが増加する

 

柔軟性を高めることで、筋力トレーニングの効果を最大化し、トレーニング効率を向上させることが可能です。

筋トレで体が硬くなる?柔らかくなる?

筋トレを行うことで、筋肉を鍛えると同時に関節の可動域を広げることができ、柔軟性の向上が期待できます。しかし、トレーニング方法やその後のケアによっては、筋肉が硬くなり柔軟性が損なわれる場合もあります。筋トレが体を硬くする要因と、その解決策を理解することで、筋力と柔軟性の両方を効果的に向上させることが可能です。

 

筋肉が硬くなる原因の一つは、過度な負荷による筋肉の緊張です。特に、トレーニング中に筋肉が収縮したままの状態が続くと、筋肉がリラックスしにくくなり、柔軟性が低下することがあります。

 

また、可動域が十分に確保されていないトレーニングフォームも、柔軟性低下の大きな要因です。たとえば、短い動作で行う筋トレでは筋肉の伸縮が制限され、関節の自然な動きを妨げてしまいます。一方で、筋トレ後にストレッチを取り入れることで、筋肉の緊張をほぐし柔軟性を維持することができます。トレーニング中に正しいフォームを心がけ、関節の可動域を活かした動きを意識することも重要です。

 

これらを実践することで、筋肉の収縮と伸展のバランスが整い、体の柔軟性を保つことが可能です。

筋トレとストレッチを同時に行うメリット

筋トレとストレッチを同時に行うことは、筋力と柔軟性の両方を効率よく向上させるための優れた方法です。また、柔軟性を維持することで筋肉や関節への負担が軽減され、怪我のリスクを大幅に抑えることができます。 ストレッチには主に動的ストレッチと静的ストレッチの2種類があります。トレーニング前には動的ストレッチを行うことで筋肉を温め、可動域を広げる準備を整えます。一方で、トレーニング後には静的ストレッチを取り入れることで、筋肉をリラックスさせ、柔軟性をさらに高めることができます。 こうした筋トレとストレッチの組み合わせは、それぞれの特性を活かしながら体全体のコンディションを整える理想的な方法といえます。日々のトレーニングにこれらを取り入れることで、より効果的で安全な体づくりを目指しましょう。

柔軟性向上におすすめのエクササイズ

以下のエクササイズは、柔軟性を高めるために最適です。


■ピジョンストレッチ


股関節周りの柔軟性を高め、腰や背中の緊張を和らげる効果があります。特にデスクワークやランニング後のストレッチとして有効です。


■ニーリングクランチ


体幹と腹筋を強化するエクササイズで、安定性とバランス能力を向上させます。特にコアの引き締めに効果的です。


■プランクトゥパイク


体幹を鍛えながら、肩やハムストリングスの柔軟性を高めます。全身を使う動きで筋力と柔軟性を同時に向上させる効果があります。


■エレベーターランジ


下半身の筋力強化と可動域の向上を目指したエクササイズです。特に股関節の柔軟性や足腰の安定性を高めるのに適しています。

筋トレと柔軟性は両立 まとめ

筋トレと柔軟性は相反するものではなく、適切なアプローチを取ることで互いに補完し合う重要な要素です。正しいフォームで筋トレを行い、トレーニング前後にストレッチを取り入れることで、柔軟性と筋力をバランス良く向上させることが可能です。

 

筋トレと柔軟性を両立させることで、日常生活やスポーツなどのパフォーマンスが向上し、理想的な体づくりが実現できるでしょう。ラグリーフィットネスでは筋力の向上と柔軟性の両立が可能なメニューが豊富です。トライアルをご用意していますので、ぜひ体験してみてください。

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