背中や二の腕が太る原因は?
引き締め痩せのエクササイズや筋トレも紹介

年齢を重ねるとともに、背中や二の腕に脂肪が付きやすくなり、たるみが気になる方も多いのではないでしょうか。しかし、正しいエクササイズや筋トレ、生活習慣の見直しを取り入れることで、これらの悩みを改善し、引き締まった理想のラインを手に入れることが可能です。 部分痩せは科学的には不可能とされていますが、エクササイズや筋トレを通じて特定の部位を引き締めたり、見た目をスッキリさせることは十分可能です。このコラムでは、この「部分痩せに似た効果」を「引き締め痩せ」と称し、その効果を得るための具体的なアプローチをご紹介します。

目次

背中と二の腕が太る原因は?

年齢を重ねると、背中と二の腕に脂肪がつきやすくなる原因がいくつか考えられます。それぞれの要因が複合的に働き、引き締まったラインを保つのが難しくなることが特徴です。


■基礎代謝の低下


60代になると基礎代謝が大幅に低下し、消費エネルギーが減少します。その結果、余分なエネルギーが脂肪として蓄積されやすくなります。特に背中や二の腕といった、日常的にあまり意識して使われない部位に脂肪が集中しやすくなります。


■筋力の衰え


年齢とともに筋肉量は自然に減少しますが、特に運動不足や日常生活での活動量の減少がこれを加速させます。筋肉量が減ることで、引き締まった体のラインを保つ力が弱まり、背中や二の腕にたるみが現れやすくなります。筋肉が衰えることで血流も悪化し、代謝低下やむくみを引き起こす可能性もあります。


■姿勢の悪化


長時間のデスクワークやスマートフォンの使用など、日常生活の中での姿勢の悪化は、背中や二の腕のたるみにつながる大きな要因です。猫背や巻き肩になると、肩甲骨周りの筋肉が使われなくなり、筋力が低下して脂肪が蓄積されやすくなります。また、姿勢が悪いと血流が滞りやすく、むくみや冷えを引き起こす可能性があります。特に女性は、姿勢が崩れることで見た目にも老けた印象を与えやすいため、日常生活での意識が重要です。

短期間で背中と二の腕を引き締め痩せする
エクササイズ・筋トレメニュー

■セクシーバック



背筋を伸ばし、肩甲骨を引き寄せながら腕を上げます。背中の筋肉も意識しつつ、ゆっくり元の位置に戻す動作を繰り返します。


■ニーリングラットプルダウン



肩甲骨を引き下げながらバーをゆっくり胸元に引き寄せ、ゆっくり元の位置に戻す動作を繰り返します。


■正座でフロントハンドルに手を置いてストレッチ



正座の状態でフロントハンドル等に両手を置き、ゆっくりと体を前に倒しながら肩甲骨を広げ、背中全体をストレッチ。数秒間キープしてから元の位置に戻します。

背中と二の腕を引き締めるための
生活習慣の見直し

筋トレやエクササイズだけでなく、日々の生活習慣を見直すことが、背中と二の腕の引き締めに大きく影響します。日常生活に適切な習慣を取り入れることで、運動の効果をさらに高めることができます。


■姿勢の改善


猫背や巻き肩を改善することで、背中と二の腕の筋肉を日常的に使いやすくなります。以下の方法を試してみてください。 朝と夜に肩甲骨を寄せるストレッチを行う。 スマートフォンやパソコン作業の際に、背筋を伸ばす意識を持つ。 姿勢改善用のクッションやチェアを活用して体勢を整える。


■日常動作の工夫


家事や通勤時に背中と二の腕を意識した動きを取り入れることで、日常的に筋肉を活性化できます。 掃除機をかけるとき、肩甲骨を寄せる意識を持ち、背中の筋肉を使うように意識する。 買い物袋を持ち運ぶ際、腕全体を使い、二の腕の筋肉に負荷をかける。 階段を使う際、手すりを軽く握り、腕全体を動かすように意識する。


■質の良い睡眠と栄養


筋肉の回復を促すためには、以下の習慣を取り入れることが重要です。 1日7~8時間の睡眠を確保し、体の疲労を回復させましょう。鶏むね肉や卵、大豆製品などの良質なたんぱく質を積極的に摂取する。 水分を適切に摂ることで、老廃物の排出を促進し、むくみを防ぎます。 これらの生活習慣を見直すことで、日常生活の中で背中と二の腕を効率的に引き締めることが可能になります。

背中や二の腕が太る原因 まとめ

背中と二の腕を引き締めるためには、ウォーキングやストレッチなどの軽い運動から始め、本格的な筋トレを段階的に取り入れると効果的です。これらを実践しながら、健康的で引き締まった背中と二の腕を手に入れる第一歩を踏み出しましょう。ラグリーフィットネスでは、初心者の方にも安心して取り組めるトライアルを提供していますので、ぜひお試しくださいね。

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