筋トレとストレッチの併用で得られる6つの効果と
効果を高める順番・やり方

美しくしなやかで、引き締まった健康的な体は、誰しも憧れるもの。筋トレとストレッチは、そんな美しい身体を作るために欠かせない要素です。

 

ただ、筋トレだけやってストレッチをするのをついつい忘れてしまったり、どんな順番でやるのが良いか分からず手をつけられなかったりしますよね。

 

 

そこで、今回のコラムでは、筋トレとストレッチを併用することで得られる効果や、効果を高めるための順番・やり方をご紹介していきます。

目次

筋トレとストレッチの併用で得られる6つの効果

筋トレとストレッチを併用することで、主に、以下のような効果があると言われています。

1.怪我の予防

筋トレで筋力が向上することで、関節の安定性が高まります。一方、ストレッチによって柔軟性が向上し、関節の可動域が広がります。筋力と柔軟性が向上することで、身体がバランスよく動くようになり、怪我のリスクが低減されます。

2. 筋力・筋持久力の向上

筋トレによって筋力が向上し、筋持久力も鍛えられます。ストレッチを行うことで筋肉の緊張が緩和され、筋肉がリラックスし、筋力アップやパフォーマンス向上に効果的です。また、筋肉がリラックスすることで筋トレの効果も高まります。

3.姿勢の改善

筋トレで背中や腹部の筋肉が鍛えられることで、美しい姿勢が維持されやすくなります。ストレッチによって筋肉の柔軟性が向上することで、身体のバランスが整い、さらに姿勢が改善されます。姿勢が良くなることで、慢性的な肩こりや腰痛の解消にも繋がります。

4.パフォーマンス向上

筋トレとストレッチの併用により、筋力、筋持久力、柔軟性が向上します。これにより、スポーツや日常生活での動作がスムーズになり、パフォーマンスが向上します。

5.回復力の向上

筋トレ後にストレッチを行うことで、筋肉の緊張が緩和され、血行が促進されます。これにより、筋肉疲労の回復が早まり、次のトレーニングへの準備が整います。また、筋肉がリラックスすることで、筋トレによる筋肉のマイクロダメージの回復も促進されます。

6.ストレス緩和効果

筋トレによる筋肉の働きやストレッチによるリラクゼーション効果は、ストレスホルモンの分泌を抑える効果があります。筋トレとストレッチを併用することで、心身のストレスが緩和され、リフレッシュ効果が得られます。

筋トレとストレッチの併用効果を高める順番・やり方

では、筋トレとストレッチを併用する際には、どのような順番で行うと効果が高まるのでしょうか?

 

一般的に、筋トレ前にストレッチを行う場合は動的ストレッチを、筋トレ後にストレッチを行う場合は静的ストレッチを行うと良い、と言われています。

 

動的ストレッチは、筋肉を動かしながら伸ばすストレッチで、関節の可動域を広げる効果があります。これにより、筋肉や関節の働きに応じた柔軟性が向上し、スポーツや日常生活での動作がスムーズになります。

 

一方、静的ストレッチは、筋肉を伸ばして一定の姿勢を維持し、10~30秒程度静止しているストレッチで、筋肉の柔軟性を高める効果があります。筋トレ後に行うことで筋肉の緊張を緩和し、回復を促します。

一人で適切なメニューを組み立てることができない場合はトレーナーにメニューを提案してもらったり、指導してもらうと安心です。

まとめ

筋トレとストレッチをうまく併用すれば、筋力や筋持久力の向上、柔軟性の向上、怪我の予防、姿勢の改善、パフォーマンス向上、回復力の向上、ストレス緩和効果など、さまざまな効果が得られます。筋トレとストレッチのバランスを適切に取り入れることで、互いの効果を最大限に引き出し、健康で美しい身体を手に入れることができるでしょう。

一方で、自己流でやることでかえって体を痛めてしまったり、筋肉を傷つけてしまったりすると困りますよね。そんな時は、ぜひ頼りになるトレーナーやインストラクターを見つけて、相談してみてください。自重でやるのが難しい場合は、マシンを使ってストレッチするのもおすすめです。

夏に向けて肌を露出する機会も増えてきいました。ぜひ自分に最適なストレッチを取り入れて、理想のボディを手に入れてくださいね。

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