初めてジムに通うならフィットネス?筋トレ?
自分に合ったトレーニングを選ぶためのヒント

ようやく本格的な「アフターコロナ」を迎えました。この3年間、運動不足になってしまった体を何とかしたいう方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

 

ただ、初めてジムに通うとなると、そもそもフィットネスと筋トレの違いがよく分からなかったり、自分にはどんなトレーニングが合うのかがよく分からなかったりしますよね。

 

そこで今回のコラムでは、それぞれの特徴と目的をご紹介し、あなたに最適なトレーニング方法を見つけるヒントをお伝えしていきいます。

目次

フィットネスとは

フィットネスは元々「体力」という意味ですが、現在では、心身の健康状態を維持・向上させるための運動や活動の総称となっていいます。フィットネスには様々な種類の運動が含まれ、心肺機能の向上、筋力や柔軟性の増加、ストレスの軽減などの効果が期待できます。

具体的なフィットネスの種類には、有酸素運動(ウォーキング、ランニング、サイクリングなど)、筋力トレーニング(ウェイトリフティングやボディウェイトエクササイズ)、ストレッチングやヨガ、スポーツなどが含まれます。これらの活動は、心身のバランスを整え、生活習慣病の予防やダイエット、健康寿命の延伸に役立ちます。

より詳細な定義が知りたい方は、厚生労働省が運営しているe-ヘルスネットの定義を見てみましょう。

フィットネスとは(e-ヘルスネット)

筋トレ(筋力トレーニング)とは

筋トレ(筋力トレーニング)とは、筋肉の強化や発達を目的とした運動のことです。筋トレは筋肉に負荷をかけ、筋肉の働きを向上させることで筋肉量を増やし、筋力を高める効果があります。

筋トレには様々な方法があり、ウェイトリフティング(ダンベルやバーベルを使ったトレーニング)、ボディウェイトエクササイズ(自分の体重を利用したトレーニング、例えばプッシュアップやプルアップ)、レジスタンスバンドを使ったトレーニングなどがあります。また、筋トレは筋肉の持久力や筋持久力を鍛えるためにも実施されます。

筋トレの効果は、筋肉量の増加による基礎代謝の向上、姿勢の改善、関節の安定化、怪我の予防、運動能力の向上などが挙げられます。また、筋トレは骨密度の向上にも役立ち、特に高齢者においては骨折のリスクを軽減する効果も期待できます。定期的に筋トレを行うことで、健康的な体作りや美容効果にも寄与します。

最適なトレーニング方法の選び方と注意点

フィットネスは、心身の健康状態を維持・向上させる広い範囲の運動を指しますが、筋トレは筋肉の強化に特化した運動です。フィットネスには筋トレも含まれますが、それだけではありません。有酸素運動やストレッチングも、フィットネスの一部です。

自分に最適なトレーニング方法を選ぶ際には、目的や現在の体力、好みなどを考慮することが重要です。健康維持やダイエットが目的であれば、有酸素運動を中心としたフィットネスがおすすめです。筋肉量を増やしたい場合や、特定の部位を強化したい場合には、筋トレが適しています。

また、最善の結果を得るためには、フィットネスと筋トレを組み合わせたトレーニングプログラムを実践することが望ましいでしょう。例えば、週に数回は有酸素運動を行い、筋トレを取り入れることで、心肺機能の向上と筋肉の強化を同時に達成することができます。

どのトレーニングを選択するにせよ、重要なのは、適切なフォームやウォーミングアップを怠らないことです。間違ったフォームで筋トレを行うと、効果が薄れるばかりか、怪我を招くリスクも高まります。早く結果を手に入れたいからといって無理をすることなく、自分の体力に合ったトレーニング強度を選ぶのも大切です。

まとめ

ここまで、フィットネスと筋トレ、それぞれの特徴や、最適なトレーニング方法についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

運動は、楽しく継続していくことが何よりも大切です。何から始めていいか分からないという時には、興味の持てそうなジムのトライアルレッスンを受けるところから始めてみましょう。自分に合った運動方法を見つけて、健康的な生活を楽しんでくださいね!

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