筋トレと有酸素運動、どっちが先?順番に迷った時のヒント

筋トレと有酸素運動は、どちらも健康的な身体を作り、運動能力を向上させるためには重要な役割を果たすものです。ただ、運動初心者の場合には、沢山の種類のマシンを目の前に、「どっちから始めたらいいの?」と順番に迷ってしまうもの。

 

 

 

そこで今回のコラムでは、運動初心者の方でも自分に合った運動の仕方を見つけられるためのヒントをご紹介していきます。

目次

そもそも有酸素運動と筋トレってどう違う?

有酸素運動は、心臓や呼吸器官を強化するために、心拍数を上げて長時間行う運動です。代表的なものには、ジョギング、水泳、自転車、ウォーキングなどがあります。有酸素運動は、脂肪を燃焼させ、心臓の健康を促進することで、以下のような効果があると言われています。

  • 心肺機能の改善
  • 体重減少効果
  • 筋力強化効果
  • 血圧の低下
  • ストレス緩和効果
  • 骨密度の向上
  • 免疫力の向上
  • 睡眠の改善

 

一方、筋トレは、主に筋肉を強化するための運動で、重量を使って短時間で行います。代表的なものには、重量挙げ、スクワット、プッシュアップなどがあります。筋トレは、継続的に行うことで、以下のような効果があると言われています。

  • 筋肉量の増加
  • 筋力の増強
  • 筋肉の引き締め
  • 骨密度の向上
  • 代謝の向上
  • 疾患予防効果
  • 睡眠の質の向上
  • メンタル面の向上

 

 

有酸素運動と筋トレ、どっちを先にやるといい?

有酸素運動と筋トレはそれぞれ効果が異なるため、どちらを先に行うと良いかは一概に言えません。

初めてトレーニングする際には、以下のように、トレーニングの目的によって順番を決めることをお勧めします。

  • 筋トレを先に行う

 

筋トレを先に行う場合、筋肉が温まっているため、怪我をしにくくなります。また、筋トレは高強度で行いエネルギーを使い果たすため、筋肉疲労が起こります。その後に有酸素運動を行うことで、脂肪を燃焼しやすくなります。

 

  • 有酸素運動を先に行う

有酸素運動を先に行う場合、心肺機能を強化することができます。この状態で筋トレを行うと、筋肉に酸素が供給されやすくなり、筋肉の疲労を軽減することができます。

 

また、有酸素運動は、脂肪燃焼を促進することができるため、減量やダイエット目的である場合は、有酸素運動を先に行うことがおすすめです。また、その後に筋トレを行うと筋肉量が増えることで代謝が上がるため、長期的な体重管理や健康増進にも効果的です。

  • 別々に行う

 

有酸素運動と筋トレを別々に行う場合、それぞれの効果を最大限に引き出すことができます。有酸素運動と筋トレを同じ日に行う場合は、それぞれを分けて行うか、朝と夕方など時間を分けて行うことがおすすめです。

 


個人の嗜好や体調によっても、どちらを先に行うべきかは異なります。体調に合わせて、無理をしないように注意しましょう。

まとめ

有酸素運動と筋トレは、どちらも健康的な身体を維持するために重要な運動です。どちらを先に行うかは、目的や個人の嗜好、体調によって異なります。

 

一般的には、筋トレを先に行う場合と酸素運動を先に行う場合がありますが、別々に行うこともできます。また、最近は、一つの動きで筋トレと有酸素を同時に行えるメソッドも生まれてきています。

 

体調に合わせて、無理をせずに運動を行い、健康的な身体を維持しましょう。

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