by Kana Tomita
日常生活において、歩いたり、座ったりする時に常に使われている、足。二足歩行であるヒトにとって、足は、とても大事な役割を担っています。今回のコラムでは、足裏から足首までをしっかりと活性化させて、健康な身体を手に入れるためのエクササイズをご紹介していきます。
足は第二の心臓!?
普段の生活の中で、足の役割を意識することはなかなかないかもしれません。ただ、「足ツボマッサージ」に代表されるように、足への刺激が健康につながるということをご存知の方は多いのではないでしょうか。
実は、足には全身の4分の1以上の骨が集まっており、その数は両足で50個以上になります。これだけ多くの骨が組み合わさって足を構成している動物は他になく、この足の骨の構造と周りについている筋肉のおかげで、私たち人間は、普通に立って歩くことができています。
また、足の筋肉は、心臓から足に送られてきた血液を心臓に送り返す、ポンプのような役割もしています。ただ、足は心臓から遠い位置にあるため、足裏の筋肉を刺激して、血行を促進していくことが非常に大事となります。
足の血行が悪くなると、体全体の冷えやむくみの原因にもなります。足裏から足首にかけての血行を良くすることで、全身の血行もよくしていきましょう!
エクササイズ1:足指の間を広げよう!
- 足の指の間に手の指を差し込んでいきます。この時に、根元の方へなるべく近づけて入れましょう。
- 指を入れたまま、足指から足首を反らせる、丸める動作を交互に繰り返します。
エクササイズ2:足裏を刺激しよう!
- 母趾球(足裏の親指の付け根にあるふくらみ)と小趾球(足裏の小指の付け根にあるふくらみ)のあたりに、タオル(またはセラバンド)を敷きます。
- 指を使ってタオルを掴む動作を繰り返します。
エクササイズ3:足首をしっかり動かそう!
- タオル(またはセラバンド)を母趾球と小趾球のあたりにかけます。
- タオルに少し抵抗するように、足首を前に押し出します。今度は足首縮めるようにします。交互に繰り返します。
- 前後の動作を行ったら、今度は足首全体を回すように動かしましょう。
- 内回りと外回りどちらも行いましょう。
今回紹介したフットエクササイズは、WORKOUT COMMUNITYのスタンディン
ピラティスのレッスンでも受けられます。足裏から足首まで活性化して、疲れにくく、歩きやすい、快適な体を手に入れましょう!
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